気の性質

陰陽思想

 古代中国では、宇宙間のありとあらゆるものを陰と陽に分けた。
太陽が陽なら月は陰で、天が陽なら大地は陰である。
 男は陽、女は陰。
 昼は陽、夜は陰。
 春と夏は陽で秋と冬は陰といった具合である。
これを陰陽思想といい、天文、暦術、卜占などを行った陰陽道の根本思想である。


五行思想

 別名を五気ともいい、天地の自然は木、火、土、金、水の五つの気により構成されているという考え方で、東洋運命学(易学)の根本思想である。
 木火土金水というと、なんだか木星、火星、土星、金星、水星を意味しているようだが、これは天文学とは全く関係がない。
もっとも九星術(気学)でも、木星・火星といった呼び方をしているが、宇宙の星とは無関係である。



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